2022年8月18日木曜日

第十四回ウディコン投票まとめ



 第十四回WOLF RPGエディターコンテスト(ウディコン)、今年は気になった作品を15作品プレイしました。それらの投票した内容・コメントをまとめておきます。

 一番高い点数を付けたのは、『メトロノームファイト』なのに、序盤までしかプレイできていないのは悲しい……。ストーリーはまだ序盤ですが、ゲーム性は面白いと思ったので、できればいつか最後までプレイしたいですね。

 以下、プレイ順です。

 エントリー番号【3】『オトリズム』

典型的な音ゲー。全曲プレイした(全譜面はしていない)。有名ゲームなので非常に遊びやすいが、新規性は感じられなかった。過去のウディコンの曲を収録しているのは嬉しい。

熱中度:5
斬新さ:4
物語性:5
画像・音声:7
遊びやすさ:8

エントリー番号【7】『少女大猩猩』

ACT要素のある謎解きゲー。30分ほどでクリア。短編としてはよくまとまっているけど、捻りは感じられなかった。ウディコンにはゴリラ成分が必要、には大いに同意。

熱中度:5
斬新さ:5
物語性:5
画像・音声:6
遊びやすさ:8

エントリー番号【54】『ショートファンタジー 刻と天賦の綺譚』

ミニゲーム+RPG。ver1.06でハッピーエンドを見た。ストーリーは面白く、演出は非常に良い。が、RPG部分は蛇足に思える部分が多い。ダンジョンがストーリーにあまり関わっていないのが一つ。また、自分で育てていない強キャラが終盤仲間に加わるのも愛着が湧きにくい。ミニゲームも、スロット以外はギャンブルっぽくなく雰囲気と合っていない気がした。ただ、カーリングは雰囲気に合っている上ゲーム自体も面白くとても良かった。

熱中度:6
斬新さ:6
物語性:8
画像・音声:9
遊びやすさ:6

エントリー番号【8】『Cell's Shooting』

STG。二回プレイ。ストーリーは解放した。弾の合成など面白そうな要素はあるのだが、視覚的に分かりにくいのが難点。もう少し小さい画面で、敵や弾の種類を少ないステージを用意し、少しずつゲームの内容を分からせていくようにした方が良かったんじゃないかと思った。

熱中度:4
斬新さ:6
物語性:4
画像・音声:6
遊びやすさ:4

エントリー番号【19】『星の心』

MAP上の仕掛けを探し、星を集めるゲーム。一時間ほどプレイしたが47/100で挫折。結構色々な仕掛けがあり、音楽も凝っていて面白いのだが、ヒントがあまりないため探すのは難しい。もっとヒントが欲しかった。

熱中度:5
斬新さ:5
物語性:6
画像・音声:6
遊びやすさ:5

エントリー番号【31】『プルガ猫トリウム』

マウス操作の避けゲー。一応エンディングは見たが、変わった文字が使われており、読み方は結局分からなかった。ver2.00では尺の長いものと短いものの二通りが用意されているため、尺の短いステージを全てクリアすることでエンディングを見ることができたが、長い方だけだったらとても無理だったと思う。
9つのステージは基本的な内容は同じで、ギミックが変わる。ステージ自体の出来は悪くないのだが、どうしてこういう構成なのかは理解できず(音楽と関係あるの?)。意味が理解できれば面白いのかもしれないが、分からない状態だと色々なステージがあった方が面白い気がした。

熱中度:5
斬新さ:7
物語性:5
画像・音声:6
遊びやすさ:5

エントリー番号【20】『ベジダンッ!』

RPG。ハードモード、二回ゲームオーバーでクリア。戦闘中の各キャラクターに対するコマンド入力はないけれど、プレイヤーの指示がクリティカルに効くゲームバランスのため、十分プレイ感はある。とはいえ、ゲームバランスが良く完成度は高いと思うものの、目新しさは薄かった。

熱中度:6
斬新さ:5
物語性:6
画像・音声:6
遊びやすさ:8

エントリー番号【22】『誘導 x パズル』

主人公を誘導してゴールへ導くパズルゲーム。4ステージまでクリア。パズル自体は悪くなさそうなのだが、右クリックで誘導しても思ったように曲がらないため、操作性が悪く感じた。こちらが右クリックの効果を理解できていないせいかもしれないが、どういう効果なのか説明が欲しい。

熱中度:4
斬新さ:5
物語性:5
画像・音声:6
遊びやすさ:4

エントリー番号【71】『メトロノームファイト』

リズム要素のある戦略・戦闘ゲーム。序盤から難しく、十回くらいやってもMain1-4ができず挫折。リアルタイムの戦闘と音楽要素を組み合わせたシステムで面白い。が、操作やシステムが結構複雑な上、序盤から難し過ぎると思う。最初は、操作で使うキーは一方向、敵も1キャラにして、3ステージごとに現在のチュートリアルの内容を一つずつ解禁、その後、敵キャラの数を二体に増やす……くらいで良かったのでは。

熱中度:7
斬新さ:8
物語性:7
画像・音声:8
遊びやすさ:6

エントリー番号【41】『非城口』

ACT。ステージ4がクリアできず。正統派のアクションなのだが操作性があまり良くない。特にジャンプは、押しっぱなしにすると勝手に二段ジャンプになるせいで調整が難しい。左SHIFTと右SHIFT両方を使うというキー配置もやりにくかった。

熱中度:4
斬新さ:5
物語性:5
画像・音声:5
遊びやすさ:4

エントリー番号【44】『宝珠使いシズクのかえりみち』

仲間の攻撃方法をパズルで選ぶRPG。STAGE3まで。コマンド選択をパズルにしたことで、戦闘が飽きない作りになっている。装備が豊富でパズルをしながら属性・弱点などを考えるのが面白いが、そこが面倒に思える部分でもあった。完成度が高いシステムと思ったが、プレイしていて面白いかというとそうでもないのが難しい。

熱中度:6
斬新さ:7
物語性:7
画像・音声:7
遊びやすさ:7

エントリー番号【45】『対戦エネミーズスクランブル』

対戦ACT。CPUと四回プレイしてようやく一勝した。シンプルなミニゲームだけど面白かった。対人戦をしたくなった。結構強いCPUが実装されているのも凄い。キャラクターの性能にもう少し差があってもいいような気がしたけど、それだとバランスを取るのが難しいか。

熱中度:7
斬新さ:6
物語性:6
画像・音声:7
遊びやすさ:8

エントリー番号【67】『父と娘のまちがいさがし』

記憶+まちがいさがし。難易度ふつうでストーリーモードをクリア。単純なゲーム性だが面白かった。ただ、同じ絵のまちがいを探すので、やり直すとクリックするだけになってしまうのがちょっと残念(だが、改善案も思いつかない)。ストーリーの内容は、このゲーム性にしては重すぎる気がした。

熱中度:7
斬新さ:7
物語性:6
画像・音声:7
遊びやすさ:8

エントリー番号【69】『畑から始める魔法薬学入門』

素材集め、合成要素のあるRPG。一時間ほどプレイし、図書館に入ったあたりまで。畑、素材集めといった、面白くなりそうな要素が多く、雰囲気もとても良い。が、その各要素の奥行きが不足している印象。畑のシステムはちょっと単純過ぎるし、学園のMAPはもう少し広く、キャラクターはもう少し多い方が良いと思う。また、歩くと時間経過するシステムのせいもあって、やるべきルーチンをこなしているような感覚になってしまった。

熱中度:6
斬新さ:7
物語性:7
画像・音声:7
遊びやすさ:6

エントリー番号【30】『HOLLOW LONGING』

謎解き要素のあるADV。三時間ほどでED4を見た。序盤はほんわかしたストーリーに見えたが、SF要素・ホラー要素がありなかなかシリアスなストーリー。絵や演出はかなり凝っている。ただ、そのストーリーにはあまり入り込めなかった。結構複雑な設定なのに、それをセリフだけで説明している部分が多かったせいかな……。セリフだけでなくて、過去シーンをゲーム中でプレイさせて欲しかった。謎解き要素もストーリーに噛み合っているとは思えず、若干ちぐはぐな印象。

熱中度:6
斬新さ:6
物語性:7
画像・音声:8
遊びやすさ:6

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