2016年5月16日月曜日

「なろう」作品の一話の文字数

なんとなく気になったので、「なろう」ランキングに入っている小説の一話の平均文字数を調べてみる。
とりあえず、累計ランキングと年間ランキングトップ5を。

平均文字数は小数点以下切り捨てです。2016/5/16時点


累計ランキングTOP5

「無職転生」 2,835,125文字 286話 平均9913文字
「謙虚、堅実をモットーに生きております!」 849,330文字 250話 平均3397文字
「八男って、それはないでしょう!」 2,313,398文字 181話 平均12781文字
「異世界迷宮で奴隷ハーレムを」 1,172,616文字 215話 平均5454文字
「ありふれた職業で世界最強」 2,236,863文字 212話 平均10551文字

年間ランキングTOP5

「蜘蛛ですが、なにか?」 976,760文字 402話 平均2429文字
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」 492,656文字 180話 平均2736文字
「人狼への転生、魔王の副官」 904,711文字 275話 平均3289文字
「最果てのパラディン」 600,159文字 127話 平均4725文字
「10年ごしの引きニートを辞めて外出したら自宅ごと異世界に転移してた」 1,260,881文字 351話 平均3592文字


その他

「Re:ゼロから始める異世界生活」 4,768,996文字 430話 平均11090文字
「ウロボロス・レコード」 1,409,210文字 91話 平均15485話
「呪印の女剣士」 3,837,235文字 1259話 平均3047文字
「幻想再帰のアリュージョニスト」 2,714,259文字 157話 平均17070文字

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 というわけで。
 やっぱり一話3000~5000文字程度に収めるのが読む上では気楽ですかね。
「無職転生」や「Re:ゼロ」や「ウロボロス・レコード」は面白く読めた(ている)けど、それでも、展開が遅い話だと長く感じてしまったのを覚えています。「八男って、それはないでしょう!」や「ありふれた職業で世界最強」は大体長く感じてきつかった……。

 ストーリーや文章に自信があれば一話一万字書いても良いと思いますが、毎回それを続けるのは大変。どうしても説明会とか、あまり盛り上がらない話とかがあるはずで、そのとき読者を退屈させることになりやすい。一話3000文字程度の方が退屈せずさくっと読めるので良いのかな、と思いました。

 たとえば、「人狼への転生、魔王の副官」。
 これは、結構説明会も多いし、一回一万文字だと退屈なときもありそう。だけど、3000文字ごとだと、ちょっと癖になる主人公の独特な語り口のおかげで退屈せず読める気がします。説明会が続いても、説明にばかり気持ちがいかず語り口の方で楽しめるため面白く読めるのかな、と。
 ちょっと説得力に乏しいですか。でもこんな感じじゃないかなー。

 連載するときは一話の長さはこのくらいが良さそう? 私も連載するときはそれくらいを目安にしよう! あんまり長くしなくてもいいと思えば気も楽なので。

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